耳をすませば/ぐーたら少女 雫の底力に共感せずにはいられない

43.-mimi_wo_sumaseba,耳をすませば

これは昔から好きな映画。少女漫画雑誌「りぼん」に掲載されていた、長編の名作「星の瞳のシルエット」を描いた柊あおいの作品。

もうワタシの時代はマンガといったら”りぼん”と”なかよし”でね~。姉と1冊ずつ買って交換して読んでたんだよね。なつかしいなぁ~久住君。

んでその長編後に連載された彼女の作品。マンガではあまりにも前作が良すぎてあまり盛り上がらなかったんだけど、ワタシは好きだった。

本好き、グータラ、青春

もうこのキーワードだけで共感するには十分。なのでその後ジブリで映画化されたときは喜んだよ~。しかも主題歌のカントリー・ロードは、今でも車で聞いて歌ってる。

好きな人によって自分の魅力(原石)を磨く中学生少女の物語。ぜひぜひ大音量で聞いて、懐かしの少女時代に戻ってくださいね~

月島雫(しずく)は物語が大好きな中学生。図書カードに記載された、いつも自分より前にある”天沢聖司”の文字。どんな男の子か気になる雫だったが思わぬ形で出会いを果たすことになる。

Whisper of the Heart/1995年/111分/日本/監督:近藤喜文
予告:耳をすませば

グータラだって、やるときゃやるのよ

43.-mimi_wo_sumaseba02,耳をすませば

  • ポテチたべながら読書
  • 普段着のまま朝まで爆睡
  • まだ若いのに物忘れが激しい
  • 家族から何か頼まれると、テンション下がる
  • 第一声は”えーーー?メンドクサイ”
  • 基本、勉強が苦手

どう?あなたの子供時代に当てはまるものはあったでしょーか?

ワタシ、全部大当たりw

だからこそ雫にものすごく共感しちゃうんだよね。あれから20年くらい経った今でも。

グータラ族は、基本一点集中タイプなので、特に子供の頃は興味ないことはほとんど出来ない生物なのです。(大丈夫。大人になれば色々できるようになる)

しかし余計なことにエネルギーを使わないため目的ができると驚くべき力を発揮する!

ワタシも苦手な勉強を中学3年の12月頃から焦って勉強しましたよ・・・姉に泣きついてw。確か伊集院光のオールナイト・ニッポンを聞きながら、ひたすら勉強・勉強・勉強!滑り止め1校だけ受けて後は神頼み!で、なんとか無事合格できました。

人間ギリギリになると力発揮できるようになってるんだわ~。プラス好きな人がいたりするとなおさらだよね。だから受験ギリギリで好きな人もいる雫は最強でしょ。

家族に文句言われようが、学校の成績落ちようが、1つの目的に突っ走る姿は人間の本気の姿を見せてくれる。(人間本気を出すとまず周りが変わっていきます。

雫は全エネルギーをかけて1つの物語を完成したわけだけど、おじいちゃんの言葉を借りると、まだ磨かれていない原石の状態。でも作品の内容がどうであれ、やりきったことに意味がある。

たぶんそれを完成させなければ、自分に足りない部分がわからず、聖司くんに追いつくことも出来ずに受験勉強も嫌々やっていたはず。

やりきったことで、まだまだ勉強が足りないということが分かり、自らの意思で勉強しようという気になれた。最近あまり物語を読んでも楽しくないという雫に、聖司くんの存在が一歩背中を押す役割になったんですね~。

なので、受験生諸君!ウソでもいいから、好きな人を作ったほうがいい!(夢があるなら別。)

好きな人と学校以外で会える幸せ

43.-mimi_wo_sumaseba03,耳をすませば

学校ですれちがったり、クラスで呼ばれて注目を浴びたり、屋上で二人で話したり・・・。

学校で二人で会うのも楽しいけれど、やっぱり一番良かったのはあの演奏シーンだよね。

雫の訳詩で歌うカントリー・ロードに、聖司くんとおじいちゃんたちの楽器の演奏。好きな人とこんなセッションできたら最高でしょう?(あ、この時点ではまだ気になる程度か)

歌った後の帰り道、典型的ツンデレの聖司くんは別れ際にちょっと自分の気持ちをアピールします。


”お前さ、詩の才能あるよ。さっき歌ったのもいいけど、オレ、コンクリート・ロードの方も好きだぜ。”※注:”だぜ”は現代使われておりません。


そして次の日、イタリアに行けることになったと屋上で雫に告げる聖司くん。あまりにもかけ離れた二人の距離に落ち込む雫。そして聖司くんの告白・・・のようなものw。
43.-mimi_wo_sumaseba04,耳をすませば


”オレ、図書カードでずーっと前から雫に気がついていたんだ。図書館で何度もすれ違ったの知らないだろ?隣の席に座ったこともあるんだぞ。

オレ、お前より先に図書カードに名前書くため、ずいぶん本読んだんだからな。オレ、イタリアへ行ったら、お前のあの歌うたって頑張るからな”


照れる聖司くん、かわいい!

カッコよくて頭が良くて、バイオリンも弾けて、イタリア留学。とても自分では肩を並べられないと思っていた聖司くんから、まさかの告白。

この告白を喜ぶどころか落ち込むところが共感なのよ~。夕子ちゃんみたいにポジティブに考えられない。一緒一緒~。

自分も相手と同等でありたいっていう、男勝りなのよね、雫ちゃんは。告白というボールを受け取った雫は、相手と同じレベルに達するべく物語制作に没頭します。

で、上記の”やるときゃやる”に戻るんだな~。

わかるよ、わかるよその気持ち!だから好きな人の持つ力ってすごいんだって!!

ラストはね・・・正直恥ずかしい

43.-mimi_wo_sumaseba05,耳をすませば
2ヶ月の留学を終えて日本に戻った聖司くん。

物語制作で疲れ果て、風呂も入らず寝てしまった雫。

早朝チャリで迎えに来た聖司くんと一緒に、彼のお気に入りの場所へ出かけます。フロと歯磨きはいいのか!?雫ちゃん

ここからのシーンは、嫌なわけじゃないんだけど、セリフがあまりにも恥ずかしすぎて、とてもワタシには書けませんので、みなさん思い出してくださいw。

その中で一部だけ抜粋。


聖司: ”じいちゃんから、雫のこと聞いてさ。オレ、何も応援しなかったから。自分のことばっかり考えてて・・・。

雫:  ”ううん。聖司がいたから頑張れたの。あたし背伸びしてよかった。自分のこと前より少しわかったから。あたし、もっと勉強する。だから高校へも行こうって決めたの”

注:二人とも、いつの間にか下の名前で呼び合うようになってます、しかも呼び捨て。


このシーンの雫のセリフは好き。

頑張って無理したからこそ見えた事もあるんだよね。決して無駄じゃなかったって事。それが分かっただけでもすばらしい!!

この後なんと中学生にして聖司くんからプロポーズがあり、もちろん雫もOKするんだけど、恥ずかしすぎてやっぱり書けない。(書いてる自分を想像すると吹くw)

なので雫のカントリーロードの歌詞と、物語の舞台になった場所を紹介して、終わりたいと思います~(逃げます)


“カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に つづいてる
気がする カントリー・ロード

ひとりぼっち おそれずに
生きようと 夢みてた
さみしさ 押し込めて
強い自分を 守っていこ

カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に つづいてる
気がする カントリー・ロード

歩き疲れ たたずむと
浮かんで来る 故郷の街
丘をまく 坂の道
そんな僕を 叱っている

カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に つづいてる
気がする カントリー・ロード

どんな挫けそうな時だって
決して 涙は見せないで
心なしか 歩調が速くなっていく
思い出 消すため

カントリー・ロード
この道 故郷へつづいても
僕は 行かないさ
行けない カントリー・ロード
カントリー・ロード
明日は いつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリー・ロード”


以上、耳をすませばでした~。DVDたっけーな、おい!

コメントは受け付けていません。