オーケストラ!/ギャグセンスに脱帽!「のだめ」の千秋も指揮した30年越しのチャイコフスキーに涙!

57.le concert, オーケストラ

すごい良かった~!ラストの演奏は感動で涙が出てくるよ~(ラスト3回見た)。

もうロシア人とフランス人のギャグセンスに完敗。音楽以外ハチャメチャなロシア人と、まとめるのに苦労するフランス人。音楽と私生活のギャップが最高に面白い。

そして主役・指揮者アンドレイが抱える悲しい過去。30年ひたすら頭の中で演奏してきたチャイコフスキーを、楽団全員で特別な思いで奏でるシーンは超感動・・・。

この音楽の選曲がまたいいのよね。ラストはのだめ・カンタービレの千秋を思い出しちゃったよ。(千秋がフランスのコンクールで指揮をした曲)

それでは、感動のフィナーレを飾ったチャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲を聴きながらどうそ!

30年前ユダヤ人を匿った罪で楽団を追われた天才指揮者のアンドレイ。劇場で掃除夫として働きながらも音楽に対する情熱を捨てきれないでいた。ある日パリで演奏して欲しいという依頼を盗み見してしまう。最後のチャンスかもしれないと思った彼は、自らの音楽仲間を率いてボリショイ管弦楽団になりすまそうと計画する。

Le Concert/2009年/119分/フランス/監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
予告:オーケストラ

共産党命(いのち)、交渉役ガヴリーロフ

57.le concert04, オーケストラ

脇役として最も輝いてたガヴリーロフ。メンバーも揃ってないのにシャトレ座支配人と大声で超強気の交渉。交渉役をOKしたのはパリで共産党活動をしたいから。

どーしても行きたかった党施設の中にあるトゥル・ノルマン(レストラン)。せっかく予約したのに楽団員全員から総スカンを食らって1人でダンス鑑賞(楽団員はみんな共産党嫌い。そもそもレストランは存在せず、フランス側が勝手に看板をつけた)。

57.le concert05, オーケストラ

ラストは本物のボリショイ支配人を閉じ込めて、自分も演奏に聴き入ってしまうという、なんとも憎めない愛らしいキャラ。

最高に笑えた楽団員たち

アンドレイ達が音楽仲間を集める中で一番笑ったのは、クラリネット奏者を訪ねたスタジオ(写真はなかった)。そこはなんとアダルトビデオの音声収録現場。そのBGMを弾いていたのが楽団員。

それだけでも笑えるのに、音声を入れてる声優さんたちがね最高なのよ。女性役の声優が編み物しながら喘ぎ声を出してるんだってば!!

座ったまま男女二人でテキトーに声を出すのが最高にウケて大声で笑っちゃった。これマジ最高。思い出すだけで笑える。編み物しながらって・・・w。

57.le concert03, オーケストラ

そしてジプシーのヴァイオリニスト、ワシーリ。空港職員を押しのけて50人以上の偽造パスポートを空港のど真ん中で作成。10ドル増しでモロッコのビザも作れるらしい。

けどヴァイオリンの腕はピカイチ。ソリストのアンヌも目を見張る腕前の彼は、なんとタラフ・ドゥ・ハイドゥークスというジプシーバンドのメンバーだそう!(映像はコチラ。ジプシー音楽もいいね~。)

どうりで上手いわけだわ~。アンヌの前で弾いたパガニーニのカプリースは素晴らしくて鳥肌モノだったもん。

他にも金儲けしか頭にないユダヤ人親子とか、みんな現地で仕事に就いちゃうとか、演奏に来たんだか亡命に来たんだかわかんないのよこの人達。

感動のフィナーレ

57.le concert02, オーケストラ

さてさて物語のラスト。リハなし本番で迎えた一発勝負の大舞台。

まあね、30年ぶりの大舞台でリハなしでうまくやれたら、いくら映画でも出来すぎでしょ~とは思ってた。

音ハズシまくりの序盤から、アンヌのソロを聞いた途端、一気に変わる団員の音色。バラバラな和音がひとつのハーモニーへ。

このラストシーンの音楽と編集は最高だったわ~。アンヌが実は昔捕らえられたユダヤ人仲間、レアの娘だったということがヴァイオリンの音色の中で明らかになっていく。

親のまなざしを求めていたアンヌに、団員全員が”私たちの娘”であるかのように彼女を見つめるのよ~!”レアのために集まれ”というメールで一斉に舞台に集まったのもカッコよかった。

57.le concert06, オーケストラ

演奏が終わったときは、感動して観客同様拍手しちゃったよ。なんかジ~ンときたし涙出た。で何回も巻き戻して見たw。

ホント最高の映画でした。この映画選んでよかった!

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