ブリッジ・オブ・スパイ/ソビエト社会主義共和国連邦・・・ソ連って言ってくんない?

53.bridge of spies,ブリッジ・オブ・スパイ

すごい感動した!とかはなかったけど、冷戦時代にこんなことがあったのか~という1つの知識として見るにはオススメ。あとは欧米人の交渉ごとの上手さとか。

タイトル”スパイの橋渡し”の通り、ソ連とアメリカのスパイを交換する映画。実話です。

国家的一大事をやってのける割には、調整役のトム・ハンクスがどこかくだけた感があって、あまり深刻に見ないで済んだかな。

とにかく”オレ、風邪引いたから早く帰りたいんだけど”と言い張るトムしかあんまり覚えてない。いいのか、こんなくだけてて?。これ失敗したら核戦争なんだよ??

ただ、ほとんどベルリンの壁崩壊しか見たことのない人にとって、それが建設されるシーンが見れるところは初めてで勉強になるかも。ほんのちょっとなんだけどね。

NYで1人のロシア人スパイが逮捕された。彼の名はアベル。敵国スパイを弁護することになったドノヴァン(トム・ハンクス)は、世間から非難の目を浴びるように。誰もが死刑と思っていた形式的裁判で、ドノヴァンは将来米国人スパイが捕虜になった際の交換材料として生かしておくことを判事に提言する。

Bridge of Spies/2015年/141分/アメリカ/監督:スティーヴン・スピルバーグ
予告:ブリッジ・オブ・スパイ

”ソ連って言ってくんない?”は、トムのセリフ

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ワタシの感想でありません!本当にトムが言うんだよ。同僚相手に言うならまだしも、ソ連相手に言うからね。しかもKGBトップに。

国名が長すぎて聞くのが面倒くさいらしい。敵国に国名の苦情を言えるなんて、同等レベルか上じゃないと言えないよね~。下に見られない為の、あえての余裕の演技なのか・・・。

小国日本にとってはどの国も皆大国だから、”お宅の国は長くて立派な名前をお持ちで~”とゴマすってむしろ連呼しちゃうんじゃないかな・・・きっと。

愛国心は日本のほうが上か?

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といっても現代日本ではなく、第二次世界大戦時ですよ~。

死刑を免れたアベル。そしてその直後、ドノヴァンの予想通り米国のスパイが捕まってしまうんですね。

偵察機でソ連を撮影していたパイロットのパワーズが撃墜。秘密漏洩を防ぐために、捕まったら青酸カリを塗った針で自害するよう指示されていたにも関わらず、生きたまま捕まってしまう。

このパワーズとアベルの交換、という風になるわけなんだけど。ドノヴァンや米国CIAも”自害できなかったパワーズ”にとても厳しい。そりゃそうよね。国を守るための人が自分の命を優先させてしまったんだから。

ここが、国と天皇の為には命を惜しまなかった我が国日本の方が、愛国心は勝るんじゃないか、と思った点。神風特攻隊や捕虜になったら自決する日本兵は、欧米では考えられないことなんだって。

愛国心は命の犠牲も含むのかって論争になっちゃうので、これ以上は深くは掘り下げないでおこう。ただ犠牲を含まないのなら、最初から”捕虜になったら自決しろ”というアメリカ軍の指令もおかしいような・・・。

いやいや、やめとこ。

交渉の上手さと小国事情

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敏腕弁護士なだけあって交渉がとても上手なドノヴァン。1対1のスパイ交換から、東ドイツに捕まった米国留学生プライヤーも対象に含め1対2の交換交渉へ。

米国 対 ソ連+東ドイツ

東ドイツはソ連政権下の国なので、実質ソ連がバックにいるんだけど、やはり大国アメリカと同等の交渉をしたという事実がほしい。国としての格が上がるんでしょうね。

コレ、なんとなく北朝鮮に似てない?恐ろしい親玉の中国がいるけど、アメリカと同等になりたいから核爆弾を打ち続けるみたいな。

交換場所にプライヤーを連れてこないのなら、話自体なかったことにすると強気に出るドノヴァン。交換はアベルだけで良いというCIAを押し切っての、ドノヴァン独自の交渉は見事に成功します。

東ドイツがゴネてたら、アベルとプライヤーの交換自体もポシャになってたかもしれない取引。これを成功させたのはドノヴァンの交渉の上手さと、敵国スパイでありながらもアベルと良好な関係を築いた事がプラスに働いたってことですね。

北朝鮮だったら、間違いなく連れてこないだろうな~と思った。

というわけで、ブリッジ・オブ・スパイでしたっ

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